
飼い主からすると、
昨日までは元気だったのに、どうしてだろう?
と思うと思います。
ここで考えるのは
様子を見る
念のため病院に連れていくか、
すぐに大変だ!ということで病院へ駆け込む
大きく分けてこの3つかなと思います。
クリニックをよく利用している方は、だいたいLINEで繋がっていて、
すぐに連絡をいただきます。
電話でも構いません。
よくペットを見ていてくれる方が多いので、
混みあってない場合はすぐに対応します。
今回は、大型犬でよくクリニックを利用してくれているコでした。
いつも元気がいいことは知っていたので、私も心配になりました。
何があったのか?
最悪のことを想定します。
腫瘍であったり、胃捻転であったり、ショック症状を起こしてしまった?とか
もしかして、クリニックでは対応できないかもしれないということを考えてみたりとか。
来院して、話を聞くと、
食べている、食欲はある。
とりあえずこの言葉を聞いて、よかったと思いました。これ、大事です。
食欲がないというのは、たまたまかもしれないけど、なんかおかしいと思った方がいいです。
話を聞いていくと、以前にもあった、右前足の跛行。なんだか歩きづらい、起き上がりたくないということでした。
クリニックに長年通っている方ですので、食事を気をつけて、特に変更はなかったと聞いています。油も重要視しており、取り入れて下さっている方でした。
たまに吐くことがあると聞いていたので、まずは内臓チェックから始めました。
血液検査ではありません。
触診をし、バイオレゾナンステスト(周波数による検査)を行いました。
肝臓や腎臓は問題なしという判定。
続いて、足の検査です。
バイオレゾナンスは内臓だけではなく、骨や筋肉も検査できます。
筋肉は大丈夫で、肩の骨格に反応がでていました。
また関節炎の項目にも反応がでていました。
足先の関節や肘関節ではないと想定はしていませんでした。
この結果を踏まえて、トリートメントをして、今回は薬を処方しました。
2日間だけ。抗炎症薬。
帰って飲ませてみてとお話して帰られた夕方に連絡がありました。
「先生!元気が戻った!ほぼ普通に歩いている!」
よかったですよ。
しっかり検査し、適切な薬の処方ができたおかげでしょう。
今回は、薬を使って正解です。
今後クリニックでは、何をするかというと、継続してメンテナンスをしていく方針。
薬は、一時的に緩和するだけ。
ですから、薬で治ったは違います。
後日、バイオレゾナンストリートメントを実施しました。
その頃にはすっかり元気。
定期的にトリートメントをしていくだけでも、肩の状態は維持されるでしょう。
些細なことでしたが、早めに対応できてよかったと思いました。
早期に発見できるのは、クリニックの強みでもあります。
今回は、
様子を見る
念のため病院に連れていくか、
すぐに大変だ!ということで病院へ駆け込む
のうち、最後の病院へ駆け込むでした。
様子をみるというのは、何もしないということになります。
数時間放置ということもあるでしょう。
様子をみるでも、1時間に1回見に来るなど、まめに見ることを
お勧めしたい。
処置が遅れると大変なことになる
と経験上分かっています。
気をつけてください。
急な状態の悪化では、病院に連れて行った方がいいと思います。
飼い主がどうすればいいんだろう?と迷われることもあるでしょう。
そんな時は、
クリニックのオンライン相談をご利用下さい。
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