これは飼い主さんに読んでおいてほしい、本当に。
痛い目に遭うのは…あなたの大切なワンちゃんであり、あなた自身だから。
飲ませた薬はなかったことにはできないのだから。
今日もらってきた薬が本当に必要か、少し考えてもらうことができたらうれしく思います。
今日、新規で来院されたわんちゃん、6歳のダックス
院長の診察
陰茎部周辺にできものがあり、かかりつけの先生に「オムツかぶれ」といわれたとのこと。
薬用シャンプーを使ったが改善しない。
薬も飲んだが改善しない。
しばらく通院していたそうですが、なかなか改善しない。
いつも利用しているトリミングサロンのトリマーさん、
気になっていたのでしょう、うちのクリニックを勧められました。
まず飼い主さんは
先方での診断「オムツかぶれ」を疑問に思っていたんです。
そもそもオムツはずっとしているわけではなく、
夜中につけることがあるという程度と話してくれました。
??オムツかぶれ??
飼い主との話で「オムツかぶれ」はないと院長が言います。
院長が皮膚を確認し、私も見せてもらいました。
患部を見ると・・・どう見ても「オムツかぶれ」に見えない。
薬に関しては、最初しばらく抗生剤を飲んでいたと聞きました。
同時に痒み止めを飲んでいたと。
痒み止めはよく処方されるものでした。
来院された時には、それらを1か月服用していました。
で、治っていない。
単に細菌性の皮膚病でしょうという院長。
クリニックからお出しする、シャンプーで患部を週1~2回洗うことを指示しました。
2週後に診察に来られたときには、キレイになっていました。
なんで薬を飲んでいたのか、疑問が残りました。
今回は皮膚の洗浄をしっかり行いましょうということ。
本当に薬が必要だったのか。
なんの目的で飲ませている薬か分からないままでいないでほしいです。
なんの目的で受けている治療なのかあいまいなままにしないでほしいです。
飼い主さんが気付いてあげないといけません。
アンテナをはって、これはオカシイと思わないと。
ペットクリニックZeroからのお願いです。
もし迷ったときはぜひご相談くださいね
診察はもちろん、オンライン相談も行っています。
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